周辺環境放射能調査 調査

調査を行います

調査を行う様子のイラスト 静岡県環境放射能測定技術会によって決められた調査計画に基づいて、環境放射線監視センターと浜岡原子力発電所が調査を行います。
調査は「空間放射線量の測定」と「環境試料中の放射能の測定」を行います。 監視センター、発電所のイラスト


空間放射線量の測定

空間放射線量の測定は、日頃私達が生活している環境にどのぐらいの放射線があったかを知るために行うものです。測定には積算線量線量率の2種類の方法があります。

  • 積算線量 一定期間(3ヶ月間)にどれだけの線量があったかを周辺地域に57地点あるモニタリングポイントで測定します。
    モニタリングポイントでは、電柱に測定器を設置して、3ヶ月間の積算線量を測定します。
  • 線量率 ある瞬間にどのくらいの放射線があったかを知るため、モニタリングステーション又はモニタリングポストで測定します。
    モニタリングステーションやモニタリングポストで測定されたデータは、環境放射線監視センターのテレメータ室に伝送(無線及び有線)され、コンピュータによって常時監視を行っています。
    モニタリングステーションは発電所周辺10km圏内に14地点、モニタリングポストは発電所周辺10~30km圏内に12地点設置しています。

環境試料中の放射能測定

浜岡原子力発電所周辺でとれる農畜産物や海産生物、空気中のちり、河川水、海水、土壌といった環境試料の中に含まれる放射能の種類と量を測定します。
きわめてわずかな放射能でも測れるよう灰化や化学分析などを行ったのち、放射能測定装置にかけて測定します。

  • 放射能測定画像1
  • 放射能測定画像2
  • 放射能測定画像3
  • 放射能測定画像4
  • 放射能測定画像5
  • 放射能測定画像6